Evergreen Leaves
令和5年9月
旧暦の和風月名(わふうげつめい)を子どもの時に覚えた記憶がありますが、睦月、如月、弥生~9月は「長月」。夜が長くなることが由来のようです。まだまだ残暑厳しいですが、気持ちだけ朝晩凌ぎやすくなってきました。秋の到来まで、もうしばらく待ちましょう。
夏休みが終わり、日常のルーティンが戻り、少しホッとされていることと思います。二学期は学校の行事も目白押しですので、一つ一つを余裕をもって楽しめますようにお祈りしています。また息子の話題になりますが、息子の運動会が月初に開催される予定です。コロナの規制があったため、高校では最初で最後の運動会応援になります。1000人近い中から息子を探せるかが、私のチャレンジになりそうです。
先月はキンダー、エレメンタリークラスで”Summer Fun”の時間を設けました。夏の単語で遊んだり、スイカのビーチボールでroll, toss, bounce, throw などの動作、そしてスイカ割り(?)。道案内の要領でGo straight, turn right, turn left 等、大きな声が聞こえていました。さあ、次は、秋の参観(小学生クラス)、そしてハローウィン、クリスマスと続きます。日々の頑張りを支えるために、ちょっとした変化や楽しみが必要です。
現在、エレメンタリークラスに小学低学年、中学年、高学年クラスが数クラスあります。同じレベルのクラスで、同じテキストを使用していても、メンバー次第(人数、男女差、各個性の絡み具合)で全く違う感じのレッスンになります。同じ内容のレッスンでも、アクティビティも変えることがあります。準備に時間はかかりますが、子どもたちの笑顔で報われます(笑)。決して他の子と比べることなく、一人一人の成長を見ることが目標です。 それは英語の習得のみならず、今まで一人でレッスンに入れなかった子が、堂々と入れるようになる瞬間、自分からブライアン先生にHugしに行く子、片付けを進んでしてくれる子等々を見かける時など、嬉しくなります。「講師」であり「母親」の私です。もちろん、時に反省もあります。「もっと適した声掛けはできなかったか」「笑顔で伝えられていたか」「気が付いてあげられていたか」等々。一人反省会をしながら床に就いた暁には、しっかり夢でも反省会を続けています。日々前進できることを目指して、頑張り続けたいと思います。
幼児期、小学から英語を習っていると、自然と「英語耳」ができてきます。単語や文を見て確認しなくても、なんとなく理解できていることが多々あります。ところが、中学に入ってから始めるお子さんは苦労される場合が多いです。それは、英語は単語と単語が繋がって発話される場合が多いからです。簡単な例を挙げますと、Good morning は英語耳だとグッモーニンで聞こえ、そうでない子はグッドモーニングで発話し、その場合、聞き取ることが難しいのです。少し長めの文でアイウェントゥスクー・アイウェントツースクール (I went to school) での違い、どうでしょうか。けれど、中学から英語を始められる方でもあきらめずに、対策をたててフォローしますので、気になる方はお問合せください。
さて、先月はふとしたきっかけで鴨池のプールで世界水泳マスターズのアーティスティックスイミングを見学できました。最高年齢は80歳の方もいらっしゃったそうです。私が観たのは30歳~のチームで、目の前で素晴らしい演技を直に観ることができてしばらくは興奮冷めやらずでした。最後は元オリンピアンの方々の演技。ため息のでる美しさでした。今年の夏の思い出です。See you in October!