Evergreen Leaves

令和6年2月

毎月の枕詞のように、「あっという間に~」という言葉を使っていますが、早くも2月が始まろうとしています。先月は能登半島での地震という悲しいニュースでの始まりでした。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に一日でも早く日常が戻ってきますようにお祈りしたいと思います。

 例年でしたら、お正月明けの鬼火焚きにも足を伸ばすのですが、今年は「春忙」。私の造語です。(春の忙しさを一言でまとめてみました)おそらく私の人生の中で一番忙しい春、真っ只中で、時間も心にも余裕が持てない日々がまだ続きます。大学入試受験生の息子の伴走は、彼が3月末に引っ越しを終え、生活ができるようになるのを見届けるまで続きます。お陰様で、この一年を通して「本が一冊書ける」かも、と思う程の経験をさせていただきました。親、サポーター、秘書(?)として、立ち位置は日々変わります。パニックになると、日々のレッスンにも差し支える可能性があるため、とにかく早めの行動でした。あと少し頑張りたいと思います。

 この時期は色々な出版社が、春に向けて講演会を開催されます。先日はオンラインにて、国立情報学研究所新井素子氏の「AIに負けない子どもを育てる」という題目でのお話を聞く機会がありました。1時間半の内容をここで要約することはできませんが、印象に残ったことを少し書いてみます。実際に存在しない歌詞を用い、チャットGTPに歌の題名を尋ねたところ、完璧な日本語でのいかにも正しいかのような回答が返ってきたのですが、間違いと指摘すると、それに対しても立派な返答であったとのこと。「AIは呼吸をするように嘘をつく」と新井氏。将来は多くの仕事をAIに奪われると言われているけれども、それは間違いで、今まで10人でしていた仕事をAIを使って2人でするようになる。そこで、何が必要かというと「頑健な読解力」。先述のチャットGTPのような回答を読み取り、正誤を見抜く読解力ということです。ただ、この読解力というのは学校で学ぶわけでないので、リーディングスキルテストを受けて何が欠けているか等の対策が必要だそうです。この読解力というのは高校生以上になると自分の癖がついてしまっているので早めの対策が求められるようです。自治体によっては既に導入済のところもあるようです。気になる方は検索されてもいいかと思います。

 先日は英検ジュニアを実施いたしました。いわゆる実用英検の子ども版で、リスニングのクイズになります。小学1年生から5年生までのお子さんが受験されました。緊張される様子もなく、けれど、とても集中してできていました。年に1回のことですが、経験を通して自信に繋がったり、やる気がでたり、これからの彼らに期待したいと思います。そして、英検に挑戦したお子さんもたくさんいらっしゃいました。新年度から改訂され難しくなるためか、その前段階として(?)通常より難しく感じたのは私だけだったのでしょうか。英検は資格試験、残念だったらまた挑戦!この意気込みが大事です。負けずに頑張りましょう! 

 バレンタインデーももうすぐ、心も体も暖かくお過ごしください。See you in March !

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