Evergreen Leaves

令和４年３月

　やっと、3月になりました。これほど長く感じた冬は初めてだったように感じます。ベランダのミモザもかわいい蕾が開花し始め春の訪れを告げてくれています。3月と言えば、卒園、卒業ですね。ご卒園、ご卒業おめでとうございます。今年もコロナ禍での式となり多くの我慢が強いられることと思いますが、多くの思い出と、次への希望を胸に、最高の式となりますようにお祈りしています。

　さてこの時期は、振り返ることも多く、入園、入学されてからの成長を改めて感じることも多々あると思います。当教室でも幼稚園の頃からいらして下さっていた子たちが塾に通いながらも中学３年の受験の時期まで頑張って下さいました。各個性を理解し尽くした仲良しメンバー、会話の時間も文法の時間も積極的に、時に励まし合いながら切磋琢磨してきました。高校生になって改めて新クラスで再スタートを切るかもしれませんが、２月で一旦解散です。他のクラスにも卒業される方がいらっしゃいます。１人１人がそれぞれの次のステージで活躍できるよう、成長した後ろ姿に大きなエールを送りながら見送りたいと思います。

　以前にも書いたかもしれませんが、英語を幼い頃から学ぶことについて書いてみたいと思います。幼児期のうちは時間がたっぷりあるのでたくさん英語を使って遊ぶ時間があります。耳を育てるのにもベストな時期です。聞こえたままを発音してくれます。母国語にしても同じですが、間違いながらの発話を気にしません。年齢が上がると読み書きも文法も入れないといけないですし（これはこれで上達が見えて喜びも大きいですが）、｢勉強｣｢教科｣の一つと感じてしまう可能性があります。｢勉強｣となると抵抗を感じるお子さんが出てきます。ここで英語を野球に例えると、幼児期、小学低学年の時期は思い切り草野球を楽しむ時期ということ。この時期にどれだけ楽しめたかで、中学、高校での厳しいノック練習にも耐えうる力がつくことでしょう。これを英語に戻すと、後に｢教科｣としての英語に向かう時、頑張ることができる底力を発揮できると思います。

　コロナ禍になり丸２年が経ちます。特に今回のオミクロン株は子どもたちへの感染も多くみられ、心配が尽きない毎日かと思います。エバーグリーンでは昨年オンラインレッスンも実施しましたが、どうしても内容的に一方通行になりがちであったことと、楽しさを共有できることがかなり限られてしまい、幼稚園、小学生の会話レッスンは可能な限り通常レッスンを続けていきたいと思っています。また中学生以上は、文法レッスンになると個人のチェックをしながらなので、時間的にロスが出ることが見込まれオンラインには至っていません。（個人レッスンですと可能かと思います）通常でも、デジタル機器や画面を見るだけという行為は必要最小限に留め、身体を動かし、カード等を手で使ったりしながら色々な形で脳に刺激がいくようにレッスンを進めています。

　先月は北京オリンピックを観戦されましたか。ウィンタースポーツに縁がない我が家では観ることが専門ですが、スノーボードやカーリング、アイスホッケーを中心に観ていました。スポーツには裏表がないので気持ちがいいですね。オリンピックに出場できるまでの努力は計り知れないものです。月並みな言葉ですが｢感動をありがとう｣と全選手に伝えたいです。さて、感動と言えば、最近ある食べものに感動し、頻繁に食しています。それは｢納豆バナナ｣です。バナナをフォークの背で潰して納豆を混ぜ、蜂蜜を垂らしトーストにのせて食べるのです。意外にも｢チョコバナナ｣の味がします。納豆の味は全くしません。一度お試しを！

さて、エバーグリーンでは春の生徒募集が始まっています。今春は月曜に新低学年クラスも募集中です！他のクラスについても、どうぞお気軽にお問い合わせください！