Evergreen Leaves
令和2年 6月
新緑に若葉が薫る5月を終え、紫陽花たちの季節も始まりました。お天気で気持ちも左右されがちですが、雨の日でも、のどかな田園風景と稲の苗の生長を頭に描いて乗り越えようと思います。そして雨の日にも元気に“Hello !” と通ってきてくれる子どもたちへの感謝を忘れずにレッスンにいそしむつもりです。
長かった緊急事態宣言も解け、心持ち安堵しています。テレビから流れるニュースに不安ばかりが募る毎日でしたね。教室では、今月より全クラス通常レッスンになります。先月のレッスンはアンケートの結果、通常レッスンとオンラインレッスンとに分けて実施しました。クラスを分けて実施したレッスンでは、人数が減り寂しさを感じていたようでした。今月からいつものメンバーでできる喜びも大きいと思います。今回オンラインレッスン自体、私たちにも初めての試みでしたが、画面の見つめるだけのレッスンに終わらないようパワーポイントとエクセルを駆使してゲームを入れたり、途中身体を動かしたりと変化をつけました。(パワーポイントは初挑戦のため1レッスンの準備に90分くらいかかりました)あと、マイクが音を拾うので、普段より声が聞こえたお子さんもいらっしゃいました。今回の経験を生かして、今後、強化していきたい点や省いていける点等も見え大変有意義な経験でした。これからは通常レッスンとは別枠でオンラインレッスンも受け付ける予定です。ご友人等でご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介下さい。緊急事態宣言は解除されましたが、今後もレッスン前後のうがい、手洗い、窓常時解放、机、ドアノブ等消毒、対面での着席禁止等をより徹底していく予定です。エアコンをつけても窓は開放しておくため、涼しい服装でお越し下さい。尚、毎年、教室の全エアコンは抗菌クリーニングをしています。
学校が長期休校措置となり、今後子どもたちの学習の遅れが心配されます。たくさんの中学生も通ってきてくれている当教室ですので、実際の中学校の授業の進捗状況に注意を払っています。けれど、授業自体さほど遅れを感じません。ということは、通常より速いスピードで進めているということになります。英語に関して言えば、文法説明、教科書の説明後、十分な演習がないまま次へ進むという感じかと思われます。この状況を踏まえた上で私たちにできることを精一杯したいと思います。また、先月は文部科学省のHPで子どもサポーターの募集がありました。私にできること=「小中学校での英語授業のサポート」として登録しました。サポーターは教える以外の募集欄もありました。ご興味のある方は文部科学省HPをご覧下さい。
さて、話はまたコロナウィルスに戻りますが、英語で何と言われているかご存知ですか。COVID-19です。 CO(コロナ)VI(ウィルス/virous)D(disease病気)19(2019年) からできた造語です。いろんなことを英語学習の視点から考える癖のある私ですが、テレビでよく聞く言葉を集めてみました。
・テレワーク ・ソーシャルディスタンス
・リモート ・コロナ
英語で書くとテレワークはtelework。ちなみにtele というのは「距離のある、離れた」という語源を持っていますので、「職場から離れて自宅等で働く」という意味で現在使われています。Television(テレビ)はtele(離れて)vison(観る)、telephone(電話)はtele(離れて)phone (音)、telescope(望遠鏡)scope には「よく調べる、観る」という意味があるので納得ですね。 こうして単語を語源、接頭語、接尾語で分解(?)してみると面白いし、知らない単語でも想像できる=覚えやすい、という利点があります。リモートという単語にも「離れて」という意味がありますね。リモコンは和製英語で、本当はremote controller 「離れてコントロールする器械」。知らないことを知るのは楽しいですよね。ぜひ、このStay Homeの機会に言葉の世界を楽しんで下さい。
クラスごとのお知らせは月初に直接子どもたちにお渡しします。Stay safe !!